2020.10.02
一般職業紹介状況(令和2年8月分)について
厚生労働省は一般職業紹介状況(令和2年8月分)について発表しました。
【ポイント】
○令和2年8月の有効求人倍率は1.04倍で、前月に比べて0.04ポイント低下。
○令和2年8月の新規求人倍率は1.82倍で、前月に比べて0.10ポイント上昇。
厚生労働省では、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、
求人倍率などの指標を作成し、一般職業紹介状況として毎月公表しています。
令和2年8月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.04倍となり、前月を0.04ポイント下回りました。
新規求人倍率(季節調整値)は1.82倍となり、前月を0.10ポイント上回りました。
正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.78倍となり、前月を0.03ポイント下回りました。
8月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.9%増となり、有効求職者(同)は4.7%増となりました。
8月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると27.8%減となりました。これを産業別にみると、
宿泊業,飲食サービス業(49.1%減)、生活関連サービス業,娯楽業(41.0%減)、製造業(38.3%減)、情報通信業(34.6%減)、卸売業,小売業(34.0%減)などで減少となりました。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の1.51倍、最低は沖縄県の0.74倍、受理地別では、最高は福井県と岡山県の1.43倍、最低は沖縄県の0.67倍となりました。
【参照リンク】
一般職業紹介状況(令和2年8月分)について
Category:ハローワーク