2021.03.04
一般職業紹介状況(令和3年1月分)について
厚生労働省は一般職業紹介状況(令和3年1月分)について発表しました。
【ポイント】
○令和3年1月の有効求人倍率は1.10倍で、前月に比べて0.05ポイント上昇。
○令和3年1月の新規求人倍率は2.03倍で、前月に比べて0.08ポイント低下。
厚生労働省では、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成し、一般職業紹介状況として毎月公表しています。
令和3年1月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.10倍となり、前月を0.05ポイント上回りました。
新規求人倍率(季節調整値)は2.03倍となり、前月を0.08ポイント下回りました。
正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.79倍となり、前月を0.02ポイント上回りました。
1月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ3.1%増となり、有効求職者(同)は2.3%減となりました。
1月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると11.6%減となりました。これを産業別にみると、建設業(11.9%増)で増加となり、宿泊業,飲食サービス業(37.5%減)、生活関連サービス業,娯楽業(26.2%減)、卸売業,小売業(17.2%減)、情報通信業(16.3%減)、学術研究,専門・技術サービス業(12.2%減)などで減少となりました。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の1.64倍、最低は沖縄県の0.77倍、受理地別では、最高は福井県の1.57倍、最低は沖縄県の0.71倍となりました。
【参照リンク】
一般職業紹介状況(令和3年1月分)について