2012.01.18

平成24年（2012年）労働者派遣法改正で無言の圧力となる「みなし雇用制度」

◆「みなし雇用」が“派遣離れ”を加速する

　平成２４年（２０１２年）の労働者派遣法改正において、“みなし雇用制度”は派遣先企業への無言の圧力になるのです。派遣先企業にとって便利で使いやすい「人材派遣」のハードルが高まるのです。これまで人材派遣業界は、派遣先企業での使いやすさで拡大してきましたが、それが使い難いとなれば、話は変わります。それほど「みなし雇用制度」は、無言の圧力になるのです。なぜなら、派遣法違反と同時に、派遣先企業への直接雇用に直結するからです。それが、まさに「みなし雇用制度」なのです。

【ご参照】

●ブログ記事(12/1/17日付)
　：『労働者派遣法改正で「政令２６業務（専門26業務）」は“みなし雇用”で更に厳しく』。