2014.01.10
2014年の派遣法改正は本当に「多様な働き方」の第一歩なのか?
◆「多様な働き方」を労働者に押し付けていないか?
政府や規制改革会議は、「多様な働き方」があるべきだと提言しています。しかし、本当にそうでしょうか?経営者側の押し付けによる多様化ではないでしょうか。本来的に、「多様な働き方」は労働者個人が決めることであり、政府や規制改革会議が決めることではないのです。正規労働者という働き方がある上で、非正規労働者という働き方もあるべきなのです。非正規労働者しかない労働市場において「多様な働き方」を求めることを、もう一度考えていただきたいのです。
Category:労働者派遣法