2014.02.12
2015年施行予定の派遣法改正により激変する特定派遣は「届出制」から“許可制”に
◆特定派遣の特別がなくなる
2015年に施行される『改正労働者派遣法』により、「特定派遣」の特別扱いがなくなるのです。そもそも、特定派遣と一般労働者派遣事業は本質的に別物なのです。それが悪用され、特定派遣を見逃してきた事に問題があったのです。それは「常用労働者の定義」であり、厚生労働省が監督官庁としての曖昧な指導に原因があったと断言できます。「届出制」か「許可制」かの区別を問わず、厳しい指導で臨んでいたのなら、このような事態を招くことはなかったのではないでしょうか。この事実に対して、厚生労働省(労働局)には猛省を促すばかりです。
Category:労働者派遣法