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2015.05.15

★2015年の労働者派遣法改正で荒れる「厚生労働委員会」!果たして“機密文書”の内容は?

◆塩崎厚労相の「お詫び」から始まった

 2015年の「労働者派遣法改正案」は国会で審議入り後、衆議院厚生労働委員会で、先日に引き続き、山井民主党議員が本日の一般質疑で、“厚生労働省の機密文書”の内容は派遣労働者を愚弄するものである、として政府を糾弾しました。塩崎厚労相は、「担当課長が作成した施行期日に係る補足資料である」との先日答弁から一転し、本日の会議冒頭、「局長及び部長も承知していた資料である」と訂正し、お詫びしたのです。

◆民主党が騒ぐ“機密文書”の内容は?

 当該“機密文書”には、ご丁寧に「厚生労働省内において作成」と明記されている為、“怪文書”には当たりません。しかしながら、当該“文書”は、すでに施行期日(平成27年10月1日付)が確定している『労働契約申込みみなし制度』の施行前に、何としても今回の「労働者派遣法改正案」を可決・成立させようとする意図のある資料であることが、白日の下に晒されたのです。とにかく、厚生労働省は、これらの事実を国民は刮目していることを忘れないでください。尚、“機密文書”の内容は、下記をご参照ください。

【ご参照】

◆山井 和則(ヤマノイ カズノリ。民主党・無所属クラブ。厚生労働委員会委員)
★「労働者派遣法が改正されずに平成27年10月1日を迎えた場合の問題(いわゆる『10.1問題』)」
 URL http://yamanoi.net/cgi-bin/wordpress/wp-content/uploads/2015/05/c97527359e5a49432389ad1343031e70.jpg