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2015.06.22

2015年の派遣法改正よりも派遣先企業が気にする「同一労働同一賃金推進法案」と「みなし制度」

◆派遣先企業が気にするのは「同一労働同一賃金推進法案」そして「みなし制度」

 2015年の「労働者派遣法改正案」が衆議院を通過し、参議院に送られました。しかしながら、年金情報の流出問題にて、与党は維新の党が成立を目指していた「同一労働同一賃金推進法案」と引き換えに、「労働者派遣法改正案」を通過させたのです。今回の改正案は、派遣先企業にとってはわかりやすく、使い易い内容として歓迎ムードでしたが、「同一労働同一賃金」にて、一気に冷ややかな情勢となったのです。それどころか、最悪の法案が、「労働者派遣法改正案」と共に衆議院を通過したのです。また、疑念が残る「労働契約申込みみなし制度」も10月1日付の施行を控えている為、派遣先企業は新たな外部人材の模索を始めることになるのです。