2015.07.03

2015年9月1日付施行が微妙になってきた「労働者派遣法改正案」の施行の影響は？

◆9月1日付の施行が微妙になってきた「改正労働者派遣法」

　2015年の「労働者派遣法改正案」の審議が停滞し、厚生労働省が目指している「9月1日付の施行」が微妙になってきています。参議院厚生労働委員会にて審議再開で早々に成立したとしても、厚生労働省労働政策審議会で「政省令」の作成に時間を要する為、「9月1日付施行」が困難になりつつあるのです。また、『改正労働者派遣法』に関わる「業務取扱要領」に至っては「政省令」作成以降となり、「9月1日付の施行」は、日を追うごとに難しくなってきているのです。『改正労働者派遣法』の施行日は、派遣先企業において、とりわけ厚生労働省の「内部文書」で指摘されていたとおり、「労働契約申込みみなし制度」の施行（10月1日付）により、「政令26業務（専門26業務）」に対する“契約解除”となって現れてくるでしょう。

【ご参照】

●ブログ記事（2015/5/15日付）
　：『★2015年の労働者派遣法改正で荒れる「厚生労働委員会」！果たして“機密文書”の内容は？』
　　URL　http://www.jsbb.jp/rh/31017/