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2016.01.20

2016年1月 厚生労働省は「関係派遣先派遣割合報告書」未提出の派遣元事業主に“許可取消し”及び特定労働者派遣事業主に“事業廃止命令”

◆「237社」を行政処分(派遣法違反)

 この度、厚生労働省は、『労働者派遣法』で提出が義務付けられている「関係派遣先派遣割合報告書」について、同省の指導・指示に従わず、未提出(平成25年度分or26年度分)を続けた「派遣元事業主(旧一般):3社」に対し「労働者派遣事業の許可取り消し」を、また、同事由で「特定派遣元事業主:234社」に対し「特定労働者派遣事業の廃止」を命じました(計237事業主。2016/1/18日付)。過日の当ブログ記事(下記ご参照)で、“厚生労働省(労働局)の厳格な対応は始まったばかり”と警告したとおりです。因みに、まだ処分を受けていない都道府県は、残り「26道県」ですが、皆様、法令遵守ください。尚、詳細は下記『派遣法違反一覧』をご参照ください。

◆今回の「被処分派遣元事業主」(都道府県別で多い順)

 ・神奈川県:94、福岡県:16、茨城県:14、栃木県:14、埼玉県:14、長野県:11、群馬県:10、福島県:9、香川県:8、三重県:7、愛知県:6、滋賀県:5、熊本県:5、千葉県:4、東京都:4、石川県:4、広島県:4、大分県:4、京都府:2、福井県:1、米国:1、合計:237(計:21都府県)

【ご参照】

◆『派遣法違反一覧』
 URL http://newshaken.blog.fc2.com/
●ブログ記事(2015/12/25日付)
 :『派遣法改正(2015年)により廃止された特定派遣事業者による「報告書」未提出に対し厚生労働省(労働局)が派遣法違反の行政処分を発令』
  URL  http://www.jsbb.jp/rh/33350/