2012.08.09

《提言》日本に求められる「若年層のキャリアアップ」は学問より“技能”では？

◆若年層のキャリアアップに求められるのは“技能”では

　政府や厚生労働省には、「若年層のキャリアアップの考え方」を改めていただきたいと思います。職業訓練で増加している「パソコン研修」等では、若年者の就職率向上は望めないということです。ＰＣが多少活用できたとしても、企業は何の魅力も感じません。しかしながら、これまで日本経済を支えてきた「技能職（職人）」は絶対的に不足しています。政府や厚生労働省は、改めて“技能職”に関わる人材育成に傾注すべきと考えます。この原点回帰が、日本の“ものづくり”を復活させることに繋がるものと確信します。