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2014.04.03

《提言》生活困窮者の就業支援に必要な「生活支援金の貸付」

◆生活困窮者には「生活支援金の貸付」

 政府や厚生労働省は生活困窮者の就業支援を掲げていますが、成功にはほど遠いと言わざるを得ません。それは、「生活困窮者はなぜ働けないのか」の根本的要因が理解できていないからです。率直に言えば、生活困窮者を復活させるのに必要なのは、「10万円の現金」なのです。なぜなら、「入社後、働いてから給料日までの生活費がない」からです。「最短でも40日程度の生活費と通勤交通費」がない限り、通常の仕事では働けないからです。そこで、こうした生活困窮者の就職に際しては、就職先の当該企業に代わって、「仕事に臨んだ初日に、賃金を担保に1日2,000円から3,000円」を行政が日払いできるシステムがあれば、再起に結びつけられるのではないでしょうか。当該「貸付」については、例えば、「NPO法人」等で代行することも可能な筈です。政府や厚生労働省に、是非ご検討いただければ幸いです。