2015.11.27

アベノミクスの第２ステージ「１億総活躍社会」に不可欠な“最低賃金の見直し”

◆最低賃金の見直しで「１億総活躍社会」の実現を

　安倍総理は、アベノミクスの第２ステージの実現に向けてパフォーマンスしています。賃金については、「最低賃金」を毎年３％引き上げ、全国平均で「１,０００円」を目指すと打ち上げました。しかし中身がなく、アベノミクスの成功は困難と言わざるを得ないのです。なぜなら、「最低賃金」に関しては引き上げのみで、政策が無いからです。勿論、その金額についても同様です。即ち、それは、“団塊世代でも働ける社会の実現”であり、“地域格差の是正”についての配慮が無いからです。また、その実現には、「年齢別最低賃金」の導入が必要であり、率ではなく、地方と首都圏の是正を考慮していないからです。安倍内閣には、中身のある政策を望みたいものです。

【ご参照】

●ブログ記事（2015/8/20日付）
　：『《提言》安倍政権は2015年の臨時国会で「経済政策（成長戦略）」として「最低賃金1,000円」を実現し“格差是正・地方創生・デフレ脱却”を！』
　　URL　http://www.jsbb.jp/sj/31933/
●ブログ記事（2013/9/28日付）
　：『《提言》導入を目指してほしい“年齢別最低賃金”が高齢者雇用(生涯現役)を現実に』
　　URL　http://www.jsbb.jp/tg/25203/