2011.01.31
“短時間労働者(パート)”の改善が「社会保障制度」を救済する
◆「短時間労働者」の雇用改善は急務
“少子高齢化”で対労働人口比率は増加し、わが国の社会保障制度は土台から揺らいでいます。国内人口約1億2,737万人(政府人口推計)のうち、生産年齢人口(15歳以上65歳未満人口)は約8,409万人(国勢調査2005年)です。その内訳について、「非正規労働者」や「専業主婦」や「学生」で約4,000万人と見ると、実質4,409万人で4,328万人を支えなければならない社会保障制度を確立すること自体に無理があるのです。社会保障制度を充実するには、実質的に社会保障を支える人々の“稼働率向上”が重要になるのです。
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