2012.04.24
平成24年(2012年)の「改正労働者派遣法」で“派遣先企業の派遣離れ”が加速する
◆派遣先企業の“派遣離れ”が加速する
平成24年(2012年)の「改正労働者派遣法」は、“派遣先企業の派遣離れ”を加速させます。今回の「派遣法改正」内容を正しく理解すればするほど、派遣先企業は、人材派遣活用の難しさに直面することになるのです。その事由は、“均衡待遇”や“マージン率の公開義務”、そして法施行3年後の“みなし雇用制度”にあるのです。
◆「均衡待遇」で労働裁判は多発する
派遣先企業の「正社員」と「派遣社員」の“均衡待遇”は、労働問題を複雑化させます。派遣先企業は、「派遣社員の均衡待遇」でその悩みは深まることが予測できます。“労働者保護”は派遣先企業の重荷となり、“派遣離れ”となって表れてくるのです。