2012.12.21
《警告》派遣法違反の本質要因は“人材派遣会社の管理系(内勤者)のリストラ”
◆人材派遣会社の派遣法違反の大半は“管理系のリストラ”
人材派遣会社が“派遣法違反”で摘発されている事例は様々です。しかしながら、その大半の本質要因は、ひとつしかないのです。それは、派遣法に基づく当局調査以前に、必ずと言える程、当該企業では“管理系のリストラ”が実施されていることにあるのです。「それがどうして?」との疑問を持たれるかもしれませんが、リストラ対象となった管理系(営業や責任者)の腹いせで、“労働局に内部告発(リーク)”しているからです。その「リーク情報」をネタとして、労働局の「立入り調査」が実施されているのです。要は、“ウラ取り”に基づいて「立入り調査」に臨んでいるのです。また、人材派遣に関わっていた者は、一般人とは異なり、「労働基準法」や「労働者派遣法」等の法律に精通している点で怖いのです。従って、“管理系のリストラ”を実施するに当っては、相当慎重に臨まなければならないこと理解していただきたいのです。
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