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2013.05.16

2013年の社会情勢 格差の矛先を「派遣」と勘違いしている政治家やマスメディア

◆格差の最大の要因は“契約社員”

 格差と言えば、「人材派遣」を思い浮かべる方々が大半でしょう。しかし、非正規労働者(契約社員+派遣社員)だけが問題視されていますが、派遣社員は全国で約100万人であり、直接雇用で働いている契約社員の約1900万人と比較すれば、焦点がズレていることが理解していただけるでしょう。それにも関わらず、政治家やマスメディアは、“派遣が格差の象徴”であると断言しているのです。政治家である国会議員やマスコミは、格差や非正規労働者の実態を正しく報道していただきたいものです。