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2016.08.19

人材派遣会社の「2018年問題(30年問題)」それは廃止された特定派遣そして特定有期雇用派遣労働者の「無期転換ルール」

◆『改正労働者派遣法』施行により廃止された特定派遣

 2015年9月30日付施行の『改正労働者派遣法』により、特定派遣は廃止されました。また、特定派遣事業者には、3年間の猶予期間中において、「一般労働者派遣への切り替え」が必要となりました。従って、「一般労働者派遣への切り替え」が困難な特定派遣事業者は、2018年には必然的に消滅することになるのです。

◆『改正労働契約法』に基づく「無期転換ルール」

 『改正労働契約法』により、有期雇用の労働者は、5年を超えて反復更新された労働者が本人の申出により、“無期転換(無期労働契約)”になるのです。即ち、いわゆる「5年ルール」です。これは、一般企業と同様に、人材派遣会社も対象になるのです。果たして、特定有期雇用派遣労働者について、人材派遣会社は「無期転換ルール」にどう対処するのでしょうか?