2010.12.03
消えない“派遣労働者”の「特定行為」
◆“事前面接”は「特定行為」
「特定」行為が蔓延しているのは、とりわけ「技術者派遣」や「事務派遣」に数多く見受けられます。技術者派遣では、日常的に“業務打合わせ(業打)”と称した形での“事前面接”が横行しています。また、「事務派遣」においては、“スキルチェック”と称して“人物確認”が行われているのです。“特定行為”は「派遣先及び派遣元」企業に慢性化し、その行為が“派遣法違反”であることも忘れられているのです。派遣先及び派遣元企業は、“特定行為”が禁止されていることを改めて認識していただきたいものです。
【ご参照】
●ブログ記事(10/12/3日付)
:『通例化している“派遣法違反”の「特定」行為』。
●ブログ記事(08/7/15日付)
:『派遣労働者の特定の禁止』。