2011.07.12

「派遣」への逆風で人材派遣業界（人材ビジネス業界）は縮小へ

◆労働者の“派遣離れ”に歯止めを

　平成２３年（２０１１年）の秋から、国内は“空前の人手不足”が想定されます。これにより、各企業は採用条件の緩和（労働条件の見直し）が一気に始まります。なぜなら、人材確保の為には、必然的なことなのです。金融不況や震災不況で、我慢を強いられた労働者の流動が始まるのです。それに伴って、人材派遣会社では派遣社員の離職が高まります。そして、派遣契約での採用に苦戦を強いられ、縮小への道を辿ることになるのです。人材派遣業界は一歩先んじて、派遣先企業との条件緩和を進めていただきたいと思います。

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