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2012.12.01

既得権益で保護されている大手上場企業の社員は“リストラ”されても守られている

◆リストラでも既得権益で守られてきた労働者は幸せ

 円高や世界同時不況で国内製造業は事業所を閉鎖し、“リストラ”が相次いでいます。マスメディアも連日、大手企業のリストラを取り上げています。しかしながら、本当にそうでしょうか?退職金を何十ヶ月も上乗せした「希望退職」で本当に不幸なのでしょうか?それが実現できるのも、大きな既得権益の中にいたからではないでしょうか。何十ヶ月の退職金の上乗せの上、長年勤務した人は、今後、失業保険でマックス300日程度も給付を受けることができるのです。つまり、非課税で月に20万円以上を10ヶ月も貰うことになるのです。それに比して、非正規労働者は何の保障も無く、退職金の上乗せなんて毛頭皆無です。そして、失業保険と言っても、賃金スライドでゆとり生活どころではありません。最も大きな「格差」は、離職後も継続されるのです。マスメディアには、社会の本質を報道していただきたいと思います。