2015.07.28
2015年 空洞化した製造業が円安(アベノミクス)で国内回帰したにも関わらず労働力不足(人手不足)により再び海外に
◆円安効果で国内回帰した製造業が再び海外に
アベノミクスによる円安誘導により、輸出産業の国内回帰が相次いでいます。しかし、国内回帰した輸出型の製造業は、労働力不足(人手不足)に苦悩しているのです。その背景には「少子高齢化」や「製造業離れ」があり、これらも“労働力不足(人手不足)”に拍車を掛けているのです。この状態が継続すれば、国内回帰した製造業は、再び海外に流れることになってしまうのです。それ程、国内回帰した製造業の労働力不足(人手不足)は深刻なのです。つまり、その結果は、単なる労働力不足(人手不足)に留まらず、「アベノミクス」そのものを崩壊させることになるのです。安倍内閣には、新たな課題となっていることを認識していただきたいものです。
Category:社会情勢