2017.08.10
2017年 厚生労働省は「自動車運転者を使用する事業場に対する平成28年の監督指導、送検等の状況」を公表しました
◆労働基準関係法令違反は監督指導実施事業場の82.9%
この度、厚生労働省は、全国の労働局や労働基準監督署が「平成28年にトラック、バス、タクシーなどの自動車運転者を使用する事業場に対して行った監督指導、送検等の状況」について公表しました。
尚、平成28年の監督指導・送検の概要は、次のとおりです。詳細は、下記URLをご参照ください。
【平成28年の監督指導・送検の概要】
●監督指導を実施した事業場は 4,381事業場。この内、労働基準関係法令違反が認められたのは、 3,632事業場(82.9%)。また、改善基準告示違反が認められたのは2,699事業場(61.6%)。
●主な労働基準関係法令違反事項は、(1)労働時間(55.6%)、(2)割増賃金の支払(21.8%)、(3)休日(5.0%)。
●主な改善基準告示違反事項は、(1)最大拘束時間(45.8%)、(2)総拘束時間(38.4%)、(3)休息期間(31.9%)。
●重大・悪質な労働基準関係法令違反により送検したのは 68件。
【ご参照】
◆『自動車運転者を使用する事業場に対する平成28年の監督指導、送検等の状況を公表します』厚生労働省
URL http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000174269.html
Category:社会情勢