2009.12.21
就活 緊急雇用対策本部は新卒の“就職難民”対策を急げ
◆緊急雇用対策本部は動け!
2010年度の新卒内定率は最悪の状態が続いています。このままでは、大量の“就職難民”が生まれます。緊急雇用対策本部は、今の失業者のみに目を向けず、新卒の就職難民にももっと目を向けて欲しいものです。
例えば、新卒の未内定者について、希望者には3ヶ月間給付の所得保障を実施し、介護の仕事に就けるようにする等、幅広い視点から柔軟な姿勢で雇用対策を検討して欲しいのです。医療と介護の人手不足は実際、半端な数ではありません。新卒の学生に対しては、国策で難民に陥るのを阻止して欲しいものです。この就職氷河期を日本の“介護元年”と位置付け、国策で新卒者を10万人から20万人規模で大量に動員し、新しい世界の第一歩を踏み出してください。
企業も中途採用拡大では大きな成長は望めません。一時の大量採用の新卒者が成長し始めて急成長するのです。それは業界に対しても同様で、新卒者が企業を成長させてくれることを思えば、国策として大きな意義があるものと考えます。
社会で一度でも職業経験した人はどうしても従前の仕事に拘ったりしますが、新卒にはそれが無いので、真に大きな第一世代の構築は、日本にとっても望ましいことです。ただ“就職氷河期”を嘆いているだけでは日本の成長はありません。これをピンチでなく、日本の“介護業界元年”と考えを変えることが重要に思います。
【ご参照】
●当ブログ記事(09/12/15日付)
:『★就活 弊社提言「新卒インターン制度」 仙台市同調に感謝!』。
●当ブログ記事(09/12/01日付)
:『就活 「新卒インターン制度」導入で民主党は一括救済を』。
●当ブログ記事(09/10/01日付)
:『地方自治体 最低賃金 格差是正 野田市同調に感謝!』。