2011.04.07
「計画停電」による西日本への産業移転で弾き出される“非正規労働者”
◆弾き出される「非正規労働者派遣」
「計画停電」が継続されたなら、全国に分散した製造業を東日本から一掃してしまうことになります。その結果、非正規労働者である「派遣社員」や「契約社員(パート・アルバイト)」等の雇用も一掃されてしまうのです。その規模は、東日本大震災や「福島第一原発」問題の10倍規模に達するものと想定します。当面、計画停電の「4月内の原則廃止(電力受給対策案:経済産業省)」が打ち出されました(4/5)が、電力供給不足問題が解消した訳ではなく、むしろ夏季に向けてその深刻さは加速していると思われます。政府や厚生労働省には、“計画停電難民”にも目を向けていただきたいものです。
Category:社会情勢