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2008.11.26

「新s(あらたにす)」&当ビジネスブログとの関係

◆3紙よみくらべサイト「新s」
 当「人事総務部」-ブログ&リンク集-の記事(10/21日付)「インターネットと新聞情報の狭間で」において、全国紙3紙(日経・朝日・読売新聞各紙)が、2008年1月末から立ち上げた合同ポータルサイト「新s(あらたにす)http://allatanys.jp 」をご紹介しました。当該サイトのカテゴリーのひとつに「新聞案内人」がありますが、当ビジネスブログ記事執筆に際し、各コラムニストの「視点」は大変参考になります。
◆「新聞案内人」によるコラム
 この「新聞案内人」について説明しますと、大学・大学院教授をはじめ、作家、コラムニスト等、現在約20名の専門家が執筆しているコラムです。とくに個人的に魅かれるのは、元新聞論説主幹兼作家の男性コラムニストです。当該コラムニストの「記事(11/13日付)」をご紹介しますと、前段で、(1)「新聞社の独自取材」及びそれに含まれる所謂「特ダネ(スクープ)」の見分け方を、そして、後段では、(2)「特ダネ記者の醍醐味」が披瀝されています。後者の「醍醐味」については、当該コラムの小見出しで「後追いしてもらってこそ真の特ダネ(鍵括弧内は原文のまま。以下同じ。)」とあり、「各社がその日の夕刊や次の日の朝刊などで後追いをして掲載したら、その時点で晴れて特種となります。」と記載されています。つまり、「新聞記者は他社のスクープの後追い記事を書きたくない。けれども、渋々書く。そうやって他社に書かせる。それが特ダネを書いた記者の醍醐味なのです。」と。
◆新聞各紙VS当ビジネスブログ
 前掲の「後追い」については、当該「新聞案内人」をリスペクトし、当ビジネスブログ記事を毎日執筆している者としては、「後追い」をしたくないという点で大変共感し、当ブログ記事執筆に際し、情報収集対象のひとつである新聞各紙に「ささやかな対抗心」を抱いています。換言すれば、個人的に「 新聞各紙VS当ビジネスブログ」という大それた構図を描いているのです。タイトルにあるとおり、これがまさに、「当ビジネスブログとの関係」です。但し、当ブログで取り上げるジャンルは一般の「社会情勢」も含みますが、やはり大黒柱にしているのは、労働者派遣法を中心とした「人材派遣・アウトソーシング」に係るテーマに焦点を当てていることが特徴と言えるでしょう。
◆手前味噌の話
 実際、取材現場に走って「ナマ」の情報収集を業とする新聞各社に対抗するなどと自ら申し上げるのは、まさに「傍若無人」も甚だしい話です。しかしお陰様で、当ブログの大手検索サイトでの順位は上位をキープさせていただいており、その中には、当ブログ記事(7/10日付)「日経・読売の『社説』掲載に感謝!」のプレスリリースが含まれていることについては、改めて3紙新聞社様はじめ、当ブログ読者の皆様に深く感謝申し上げる次第です。
◆魅かれる「アイポイント」
 勿論、当ブログ執筆に際しては、メディア報道による最新情報の収集に努めていますが、「論考・分析」というハイレベルに到達しないまでも、「考察」は個々の法律等をはじめ、参考文献等資料に拠ることを基本姿勢としています。そして、冒頭に掲げた「新聞案内人」の別のコラムニスト(元雑誌編集長)は、記事(11/14日付)の中で、次のように語っているのが印象的でした。ジャーナリストが、「苦労して貴重な事実を発掘し問題提起する取材活動の重要さはわかる」としながらも、「冷静に事態を分析することに力を注いだほうが、より正確で深みのある紙面になるということはないのだろうか。」等々と。まさに、「新s(あらたにす)」に魅かれるのは、この「視点」にほかありません。
参考:「新s(あらたにす)」記事。