2013.09.27
レールや補修の安全点検を「JR北海道」に任せる国土交通省は福島第一原発事故調査を任せる原子力規制庁と同じ
◆事故責任当事者に一任する調査こそ信用できない
JR北海道で列車トラブルや火災事故等が相次いでいます。JR北海道に対して国土交通省が行政指導をしているにも関わらず、度重なる事故が発生しているのです。しかし、JR北海道が行っている事故調査や教育訓練を、道民はじめ、日本国民は信頼できるでしょうか。そもそも、旅客鉄道は“人間の命”を預かっているのです。にも関わらず、信頼できないJR北海道に調査をさせている国土交通省は、まるで「福島第一原発事故」調査を、東京電力に押し付けているのと全く同じ姿勢ではないでしょうか。事故結果に対し、クレームだけを言う原子力規制庁と何ら違いはありません。
◆“マヒ”状態にある「JR北海道」
道民のみならず、本当に人間の命を重視するならば、最初から国土交通省の事故調査委員会が率先し、市民が安心できる「緊急点検」や「特別保安監査」等を徹底すべきだったのです。貨物列車事故然り。お粗末な管理体制はこの上なく、“マヒ”状態にあるのは鉄道ダイヤではなく、“JR北海道自体”なのです、
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