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2015.05.09

2015年 いよいよ今夏、「セグウェイ」の“公道走行”が実現可能に?

◆「電動立ち乗り二輪車」で公道走行?

 国土交通省は、今夏7月より、「セグウェイ(Segway Personal Transporter)」に代表される「電動立ち乗り二輪車」を“全国の公道で走行可能(最高時速10㎞以下等の要件を充足)とする”との報道がありました。すでに限定エリア内での「セグウェイ」走行を体験された人もいると思いますが、残念ながら、筆者はまだその操縦(運転)は未体験です。想像の域を出ない話で誠に恐縮ですが、その「電動立ち乗り二輪車」にはアクセルが無い為、実際に操縦する場合、走行とブレーキは“体重移動(前傾・後傾)”による倒立振子の制御方法でバランスをとる必要があるようです。従って、「老若男女が容易に即、操縦可能とはいかないのではないか」と心配するのは、素人考えでしょうか?とりわけ、わが国内の都市における「自転車専用道路」のインフラ整備もままならない現状を鑑みると、更に「電動立ち乗り二輪車」走行に際して十分な安全確保をするには、当然のことながら、「要件」を満たす必要があるでしょう。「電動立ち乗り二輪車」に対する規制緩和は、「2020年の東京五輪」を睨んでのことと邪推していますが、わが国は少子高齢社会の只中にある為、“高齢者により一層やさしい乗り物の開発”が急務と期待しています。