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2015.07.30

人材派遣業界による「求人広告」の増加は派遣先企業が産み出した「求人バブル」であり人材派遣業界の業績には反映しない

◆“求人広告の増加はバブル”であることを求人情報業界も認識を

 2015年になり、求人広告数は増加を続けています。それにより、一般企業も人材派遣会社も、「労働力不足(人手不足)」をより一層強く認識しています。しかし、現実は特定の業界であり、特定の企業である、と気づく筈なのです。と言うのも、その背景には、人材確保に苦悩する派遣先企業が、欠員数が従前と同じにも関わらず、“発注する人材派遣会社数を増やしている”に過ぎないからです。例えば、「100人」を確保したい派遣先企業が、現実は数十社に発注しているからです。人材派遣業界でいう“早い者勝ち”という発注なのです。派遣先企業の100人の発注が、人材派遣業界で数千人の求人となっているのです。これが、まさに、派遣先企業による“求人バブル”なのです。