2011.03.22

菅首相　厚生労働省の「新卒者インターンシップ」は失敗！

◆弊社懸念どおり“厚労省の失敗”

　厚生労働省が昨年９月から募集・実施した『新卒インターンシップ事業（新卒者企業実習推進事業）』は、弊社がその問題点を指摘したとおり（下記のブログ記事ご参照）、大がかりな事業展開（予算：1億8,000万円）をしたのに反し、“応募者がわずか２０人だった”とは、本当に“恥の極み”と言う他ありません。

◆今後の厚労省施策も再考を

　当ブログ過去記事に記載のとおり、《少なくとも３ヶ月～半年を目処に運用すべき》であり、かつその主体は「地方自治体」で実施すべきだったのです。今となっては“後の祭り”です。厚生労働省の発想では、学生を益々窮地に追い込んで悪い結果を招くばかりで、就活支援に限らず、今後の施策の取組み姿勢も再考して臨んでいただきたいものです。
【ご参照】
●ブログ記事（10/10/15日付）
　：『政府や厚生労働省は“新卒インターンシップ事業”の見直しを』。