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2011.05.27

「福島第一原発」事故の首相官邸対応は無用

◆政治主導は一体どこへ

 「福島第一原発」事故の初動対応で、「海水注入を止めた、止めない、止まっていなかった」等と二転三転し、政府の責任転嫁が続いています。首相の国会答弁で「指示していない」と逃げまくり、実際は「海水注入は停止されていなかった」との事後報告で、また意味不明の言い訳が続いているのです。東京電力は福島第一原発所長の処分も検討するとの憶測が流れていますが、一番処分して欲しいのは“菅首相”自身ではないでしょうか。現状も把握できず、信頼もされていない首相に、原発事故対応を任せる訳にはいかないのです。「IAEA(国際原子力機関)に正しい報告を」という以前に、菅首相は“日本国民に真実を詳らかにせよ!”です。

【ご参照】

●ブログ記事(11/5/24日付)
 :『国民は“ハイリスク内閣”に不安を感じている』。