2011.09.12

復旧・復興を目指す「野田民主党政権（どじょう内閣）」は“円高・雇用”にも全力を！

◆「雇用」にも全力傾注を

　野田総理（どじょう内閣）が誕生しました。東日本大震災の復旧復興は最重要ですが、野田内閣には円高・雇用対策にも目を向けていただきたいのです。

◆国内の雇用状況

　非正規労働者数の割合は約３９％（厚労省10年調査）に達し、平成２３年度には約４０％を超過するでしょう。そして、現在の無策が継続されれば、貧困率も約２０％に迫ることになります。非正規労働者数４０％、貧困率約２０％では、内需拡大はあり得ないのです。

◆マニフェストの「最低賃金：1,000円」はどこへ

　政府や厚生労働省による「最低賃金」の見直しが無い限り、内需拡大（国内経済復活）はあり得ないのです。最低賃金でフルタイム働いても貧困になるのです。その改善がなされない限り、経済復興はあり得ません。中途半端な社会保障により「働いても働かなくても同じ」では、国内経済が回復する訳が無いのです。

【ご参照】

●ブログ記事（10/12/9日付）
　：『金融不況で“格差拡大”　急ぐべきは「最低賃金」引き上げ』。
●ブログ記事（11/7/30日付）
　：『平成２３年（2011年）も“貧困率”上昇で「格差是正」へ向かう厚生労働省』。