2013.10.01

《緊急レポート》2013年9月「製造業を中心とした人材派遣（製造派遣）会社の現状と今後」について　ｱｳﾄｿｰｼﾝｸﾞ総合研究所「株式会社ＯＳ総研」

◆製造業派遣会社の緊急レポート

　2013年に入って製造業復活に伴い、人材確保を目的に人材派遣会社への発注(オーダー)が相次いでいることで、景気回復を実感している筈です。しかしながら、人材派遣会社は「派遣要員の確保」がままならず、派遣人員の絶対数は全く増加していないのが現状です。それどころか、派遣社員の離職が相次ぎ、派遣人員が減少しているのです。景気回復で企業からのオーダーが増加しても、派遣人員(売上)は減少しているのです。また、相次ぐオーダーに応えるべく、求人採用費(求人費)は増加し、収益(利益)確保もままならなくなってきているのです。人材派遣会社からは、「景気が回復して発注が増加しているのに、派遣人員や売上は減少し、利益確保も難しいのはなぜなのか？」との嘆きです。その最大要因は、“労働者の派遣離れ、製造業離れ”にあるのです。従来のビジネスモデルを続けても、売上や利益の減少は止まるところを知らないのです。
2013年9月26日

◆ｱｳﾄｿｰｼﾝｸﾞ総合研究所「株式会社ＯＳ総研」

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