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2013.10.29

甘利経済再生担当大臣の労働契約法の「5年から10年」に欲しかった「低所得者救済案」

◆甘利経済再生担当大臣に期待したのは“低所得者対策”

 日本経済再生本部の会合後、甘利経済再生担当大臣は、会合の後に記者団に対し、非正規労働者が同じ企業で5年を超えて働いた場合、希望すれば期限のない雇用契約に切り替えることを企業に義務づけた労働契約法について、「非正規で雇用できる期間を10年まで更新できるよう改正を目指す。」考えを示しました。

◆低所得者への配慮が欲しかった

 2013年に改正施行された『労働契約法』において、「5年働けば無期雇用になれる」と信じて頑張っている非正規労働者は、一体この大臣発言をどう捉えているでしょうか。非正規労働の低所得者に対して、なぜ配慮する発言をしないのでしょうか。安倍政権には、「経済界と労働者のバランス」が必要なのではないでしようか。