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2013.11.13

「2014年の派遣法改正」により特定派遣事業者(特定派遣会社)は規制強化へ

◆特定派遣は規制強化へ

 2014年に向けて、厚生労働省の「今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会」や「労働政策審議会(労働力需給制度部会)」においても、特定労働者派遣事業者(特定派遣会社)については、規制強化されることになるでしょう。特定派遣事業の規制強化については、一般労働者派遣の業界団体からも規制強化に向けた強い要望が背景にあるのです。それにより、特定派遣事業については「常用労働者」とし、登録型派遣を行っている事業者については「一般労働者派遣事業者」への切り替えを求めてくることになるのです。

◆気になる「常用」の定義

 気になるのは、「常用労働者とは何か」です。現在のところ、「1年以上の雇用の見込みがある者」が「1年以上の常用労働者」となるのか、「期間の定めなし」となるのかは今後の論議によりますが、特定派遣事業に対しては、規制緩和でなく、“規制強化になる”ことを承知しておいていただきたいのです。