2013.12.17

2014年の派遣法改正の骨子は2013年12月20日(金)に厚生労働省の労働政策審議会(労働力需給制度部会)で決定か？

◆大詰めを迎えた派遣法改正論議

　2014年の労働者派遣法の改正について論議してきた厚生労働省の労働政策審議会（職業安定分科会労働力需給制度部会）は、2013年12月20日(金)に最終案を決定するものと思われます。厚生労働省の有識者会議(今後の労働者派遣事業の在り方に関する研究会)の意向が全面的に反映されることになるでしょう。それにより、労働者派遣法は、現行の労働者派遣法を根本的に違うものに変えるのです。現行の労働者派遣法は、人を対象にした法律ではなく、あくまでも「業務サービス（役務の提供）」を基本としているのです。しかし、今回の改正案では、「業務単位から人単位」に変えることにより、初めて“人材派遣”としての労働者派遣法になるのです。2013年12月20日(金)の労働政策審議会に注目をしていただきたいのです。