2014.06.12
2014年の社会情勢のキーワードは“均衡待遇”
◆社会問題のキーワードは「均衡待遇」
所謂「パートタイム法」や「労働者派遣法」、「労働契約法」において、パートタイム労働者や派遣労働者、そして契約社員の“均衡待遇”が明記されています。しかしながら、非正規労働者を雇用する事業主にとっては、均衡待遇に対する曖昧さのせいで、有名無実化しているのが現状です。また、しかし、労働者側からは均衡待遇に関わる労働裁判が増加してきているのも現実です。その要因は、均衡待遇に対する不明確さがあるからです。政府や厚生労働省が「均衡待遇」について、明確な内容を示さない限り、いたずらに労使間の対立を助長するだけです。
Category:労働契約法