2014.07.16

政府が賃上げを目指すなら「最低賃金」を厚生労働省に強く要請すべきでは

◆非正規労働者には影響大きい“最低賃金の引き上げ”

　厚生労働省(労働局)において、今年度の「最低賃金」の論議がスターとしています。しかし、大手企業の賃金額に対し、首相はじめ政府一丸となって要求したにも関わらず、非正規労働者に対しては、影響が大きい「最低賃金」の論議に口ひとつ出さないでいるのです。所詮、政府は大手の正社員のみ焦点を当てるだけで、非正規労働者には目も向けていないのでしょうか。今こそ、政府は「最低賃金」について検討すべきではないのでしょうか。