2010.07.28

“国家戦略室”の崩壊が民主党政権の崩壊

◆どこに消えた“緊急雇用対策本部”

　民主党は金融不況後に政権交代を果たし、政治主導を目指して“国家戦略室”を立ち上げました。また、国家戦略室に“緊急雇用対策本部”を立ち上げて未だ１年経っていないのです。国家戦略室の見直しはさて置き、“緊急雇用対策本部”はどこへ消えたのでしょうか？ハローワークで生活支援をできるようにしただけで、これが民主党の“緊急雇用対策”だったのですか？国民が民主党に期待したのは、“雇用”に真剣に向き合うと期待したからなのです。それを置き去りにした民主党は、若者を中心とした無党派層からの支持が低下したのです。民主党は原点に立ち返り、“雇用”を中心として再生することを望むばかりです。