2015.07.16

日本年金機構の「年金情報流出問題」に始まり「安全保障関連法案」の強硬採決で2015年の派遣法改正はどうなるのか？

◆2015年の派遣法改正の施行日（9月1日）は更に不透明に

　2015年の「労働者派遣法改正案」は衆議院を通過し、参議院に送られ、成立は時間の問題でしたが、ここに来て、またもや「安全保障関連法案」の「衆議院平和安全特別委員会」での“強硬採決（7/15）”により、本日（7/16）の「衆議院本会議（13：00）」で採決されることとなり、その余波で、本日の「参議院厚生労働委員会」での派遣法改正の審議は見送りとなり、労働者派遣法は振り回されている現状です。勿論、「労働者派遣法改正案」の可決・成立は確実視されていますが、微妙になってきているのが当初予定の「施行期日（9月1日付）」です。果たして、政府は『改正労働者派遣法』の施行日をどうするのか、注視してください。