2018.11.14
IT業界の「パートナー契約」と称する「出向契約」は労働者供給事業となり“派遣法違反”に
◆「出向の4要件」を満たさない出向契約は労働者供給事業となり派遣法違反に
IT業界においては、エンジニア不足の影響を受け、他社から「パートナー契約」と称する名義で契約しています。これは、実質的に「出向契約」であり、所謂、出向者を「派遣契約」や「準委任契約(民法第656条)」で外勤させているケースが数多く見受けられるのです。その大半が「出向の4要件」に該当せず、職業安定法違反の状態にあるのです。こうしたIT業界における他社への出向契約等は、「出向の4要件」を満たさない契約として労働者供給事業となり、“職業安定法違反”になることを正しく認識してください。
【ご参照】
●ブログ記事(2018/10/22日付)
:『「出向の4要件」厚生労働省 2018年』
URL http://jsbb.jp/news/cate03/43598
◆『派遣法違反(行政処分一覧):厚生労働省(労働局)』
URL http://newshaken.blog.fc2.com/