2011.02.21

「５号業務」派遣社員への“当番制”は派遣法違反を招く

◆派遣法違反を招く“当番制”

　派遣先企業においては、従前より女子社員による“当番制”が存在しています。その「当番制」には、“お茶出し”や“郵便物仕訳”や“掃除”等が挙げられます。これらの業務を「５号業務」の派遣社員に委任すれば、“派遣法違反”になる可能性は非常に高くなるのです。そもそも、派遣社員は契約した業務に従事する為に派遣されているのです。派遣社員に対し、前記業務の「当番制」は論外であることを承知しておいてください。