2011.05.26
厚生労働省が人材派遣「資産要件」の告知義務化をしないのは“生肉(ユッケ)”と同様
◆人材派遣業界の「資産要件」の告知義務化を
厚生労働省が人材派遣の「資産要件」の告知義務化をしないのは、まるで食品衛生問題と化した“生肉(ユッケ)”と同じです。労働者派遣法において「資産要件」を求めているのは、その根底に“労働者保護”が存在するからなのです。「資産要件」の告知義務化が実施されなければ、働く側の派遣社員は知る術が無いのです。この点で、まさに“生肉(ユッケ)”と同じなのです。消費者は、善意の無知に置かれているのです。「資産要件」がチェックされ、厚生労働省だけが認知しているだけでは全く意味が無いのです。厚生労働省には“人に優しい行政”を望むばかりです。
【ご参照】
●ブログ記事(11/4/6日付)
:『一般労働者派遣事業の資産要件も厳格化へ』。
●ブログ記事(09/5/22日付)
:『一般労働者派遣事業の許可基準の見直しについて』。
●ブログ記事(09/4/16日付)
:『厚生労働省の人材派遣会社に対する資産要件変更は雇用破壊へ』。
Category:労働者派遣法