2015.07.28
2015年の労働市場において“希少価値である有期雇用の労働者”を採用するには大幅な処遇改善が不可欠
◆希少価値の有期雇用労働者の「処遇改善」は急進する
この2015年は、あらゆる業界において「労働力不足(人手不足)」が激しさを増しています。そして、現在の労働市場において、企業が求めている労働者は、まさに“有期雇用の労働者”です。しかしながら、労働市場において有期雇用を希望する労働者は激減し、今や最も希少価値のある労働者になっているのです。実際、その背景には、有期雇用労働者の処遇改善が進んでいないことが要因にあるからです。希少価値がある存在になったにも関わらず、従前どおり、安い賃金で採用を進めるのは困難であることに気づいていただきたいのです。
Category:労働契約法