2017.11.06
《有期雇用の2018年問題》水面下で広がる“悪質な無期転換(無期雇用)逃れ”は雇用継続や昇給を人質に「誓約書」を締結へ
◆“無期雇用(無期転換)逃れの誓約書”は無効に
『改正労働契約法』に基づく「無期転換ルール」の最初の期日到来となる2018年4月1日が近づいてきました。そして、水面下では、“悪質な無期転換(無期雇用)逃れ”が広がりを見せています。その実例として、「無期宣言するなら雇止めに」、「しないなら、無期宣言しない主旨を誓約書にて締結」、もしくは「無期宣言をしないなら昇給」等と、有期雇用の契約社員に対して新たな「誓約書」の提出を求めているのです。これらの行為は誓約自体が無効であり、厚生労働省(労働局)の行政指導の対象となります。“悪質な無期転換逃れ”は、全く意味がないのです。
【ご参照】
●ブログ記事(2017/11/6日付)
:『《注意》無期転換申込権発生前の「雇止め」は労働契約法違反に!厚生労働省 2017年』
URL http://www.jsbb.jp/rk/40327/
Category:労働契約法