2013.10.04
国内の一流企業でも難しい“無期雇用”を人材派遣業界は実現できるのか?
◆国内の一流企業でもできない無期雇用を人材派遣業界に求める
2014年の労働者派遣法の再改正で、厚生労働省(今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会)では、雇用の安定を人材派遣会社に求めているのです。しかし、本当に人材派遣会社が雇用の安定を実現できるのでしょうか?人材派遣会社が期間の定めのない無期雇用の労働者になったとしても、雇用の安定に繋がるとは到底想定できない話です。国内の一流企業においてさえ雇用維持に苦しんでいるのに、にも関わらず人材派遣会社が可能なのでしょうか。人材派遣会社の“安易な無期雇用(なんちゃって正社員)”で不要となり、直ちに「雇止め」にならないことを望むばかりです。
Category:労働者派遣法