2013.12.09
2014年の派遣法改正のポイントとなる「特定派遣」の今後
◆人材派遣業界の大半を占める特定派遣
「特定派遣」が2014年の労働者派遣法改正のポイントとなるのは、人材派遣業界の4分の3以上を占めているからです。
◆規制強化される「特定派遣」
2014年の労働者派遣法改正では、「特定労働者派遣事業の在り方について」の見直しが論議されました。そして、特定派遣の明確化が決定的になりつつあるのです。それは、これまで曖昧であった「1年以上の雇用の見込み」から、常用雇用(期間の定めがない)に流れているのです。また、届出から許可や新たな資産要件についても、論議の対象になっているのです。厚生労働省(労働局)は、当該法改正前に“特定派遣の適正化”を目指して、監査や行政指導を強化しているのです。現在、特定派遣をご利用の派遣先企業についても、適正な活用を望みたいものです。
Category:労働者派遣法