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2014.04.19

2014年 進行する“無期雇用化”に「均衡待遇」は伴うのか?

◆無期雇用に「均衡待遇」は伴うのか

 2014年になって“労働市場の悪化(人手不足)”で、「非正規労働者」であるパートや契約社員を“無期雇用化”に転換する企業が増加してきているのです。その大半は、パートやアルバイトが主力のサービス業(店舗)なのです。今や、“無期雇用化”は社会の新しい潮流として当然なのかもしれません。しかしながら、ひとたび「均衡待遇」について問われると、「疑問符が付く」と言わざるを得ないのです。「無期雇用」になれば、必然的に「均衡待遇」が顕在化する問題なのです。なぜなら、「有期雇用」という大義が無くなるからです。無期雇用化した企業は、新たに“均衡待遇”という難題に直面することを、しっかりと肝に銘じておいていただきたいのです。