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2015.05.26

2015年の派遣法改正において“派遣労働者(派遣社員)は「雇用安定措置」で無期雇用化(固定化)”へ

◆2015年の派遣法改正で人材派遣会社による“派遣労働者の無期雇用化”

 2015年の「労働者派遣法改正案」が国会で審議入りしました。国会(衆議院厚生労働委員会)で、政府は「正社員化が推進される」、一方、野党は「正社員ゼロ法案」と主張し、食い違った論議が展開されています。今回の「改正案」で注目する点は、「派遣労働者がどのように働きたいか」ではなく、「派遣先企業が派遣労働者をどう活用したいのか」に大きく影響を受けることになるのです。当該「法改正」が行われれば、派遣先企業の要望は、「無期雇用の派遣労働者を派遣して欲しい」となるのは必然的です。人材派遣業界は、派遣先企業の要望に応じ、「無期雇用」を奨めることになります。その結果、人材派遣会社によって、“派遣労働者の無期雇用化”となるのです。