2012.06.13
《提言》政府や厚生労働省は“毎月の実質失業者”を公表すべきでは
◆「実質失業者」の公表が重要では
厚生労働省は、毎月の失業率や有効求人倍率を公表しています。しかしながら、複雑化した社会情勢下では気休めに過ぎません。なぜなら、失業者数は、失業保険の給付者数だからです。現状は、企業で活用されている休業による助成金取得者数+基金訓練受講者数+生活保護数(労働可能者数)+失業保険給付者数が必要なのです。中途半端な失業率の公表では、国内の現状を把握できないのです。実質的な労働環境の把握が、政府や厚生労働省には求められているのです。
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