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2013.10.02

《提言》人材派遣業界が成長を目指すなら「2014年の派遣法改正」に反対すべきでは

◆労働者派遣法の在り方は

 人材派遣業界が成長するには、派遣先企業や派遣社員、そして人材派遣会社のバランスが必要です。その優先順位は、1番は「派遣社員」、2番は「派遣先企業」、そして最後に「人材派遣会社」の順です。このバランスが、人材派遣業界にはベストです。しかしながら、人材派遣業界は、自らのビジネスのやり易さを求めているのです。人材派遣業界に理解して欲しいのは、人材派遣会社は派遣労働者の存在がない限り、ビジネスが成立しないということです。そして次は、受け入れてくれる企業(派遣先企業)なのです。こうした優先順位やバランスを理解していない業界団体が業界を縮小してしまった、という事実を認識して欲しいのです。メーカーも然り。お客様に良い商品を提供するには、良質な材料を確保し、それらを加工し、完成した製品を商品として提供しているのです。人材派遣業界でも、良い人材を確保する為に、そして派遣先にどのような教育をすれば喜んでもらえるか、を真剣に考えていただきたいのです。